内向型を強みにする by マーティ・O・レイニー を読んで、内向型の特性を理解して、行動を変えて楽になった!

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私は、強く内向型であると認めている。

本書を読んで腑に落ち、内向型を理解することで、自分のことも分かり、心が楽になった。

もともと人付き合いや人との応対に強い苦手意識があった。それは、自分にとって欠点だと思っていた。

どこかで必ず克服しなければならないと思ってもいた。

本を読んで、欠点は欠点として認めて、肩ひじ張らず、その人らしく生きようというまとめだった。

自分は、本当は何が好きで、どんなことを本当にやりたいのか、ようやく明確になって心が晴れた。

この本を読んで、さらに自分を理解する一つのものさしができた感じだ。

目次

内向型の人は、充電式のバッテリーに似ている

特に、下記の引用は、まさにそうだと思ったこと。

内向型の人は、充電式のバッテリーに似ている。彼らには、いったんエネルギーを使うのをやめて、充電のために休息をとる必要がある。この休息をもたらすのが、刺激の少ない環境だ。それは、エネルギーを回復させてくれる。そういった環境こそ、彼らの居場所なのである。

こういったことは何度も経験があった。でも、自分の中で、理論化することができていなかった。

外に出て、人と会う。
それ自体でエネルギーを使う。
エネルギーを使ったら、疲れる。

充電式バッテリーを使えば、蓄えられた電池は当然消耗して、減る。

内向型は、まさにそれなのだ。人と会うことでどんどん元気になる外向型とは、真逆である。

しかし、減ったら、充電することを意識すればいい。

自分だけの時間を過ごし、休息をすればエネルギーが充電される!

人が大勢いる場所に限らず、たとえ少人数でも、ただ遊ぶだけの時を過ごした後は、休息が必要なのだ。

遊ぶといえば、リフレッシュのようなことなのかもしれない。しかし、内向型の自分にとってはそうでなかった。

これを理解したことで、たとえそのようになったとしてもいくらか対処のしようがある。

自分だけの時間を作り、多くは一人で過ごすことで、周囲から受ける煩わしさから開放されて消耗していたエネルギーが充電される。

私の場合は、最近は、手製本を作ったり、小説を書いたり、散歩したりすることがそれに当たる。

人と会ったり、心のエネルギーを消耗したら、一人で何かをするようになった。そうして、だいぶ気持ちも楽になり、改めて自分を客観的に見れるようになった。

中身の濃い会話を好む

もうひとつ、納得したものはこれ。

内向型は、自分に栄養とエネルギーを与えてくれる中身の濃い会話を好む。

思い当たる節としては、誰かと小説や創作に関する話をするときだ。

特に互いに作り手同士であることがそう。アドバイスを受けたり、求められたり。

ある作品の考察の意見を交わしたり。

確かにこれは、エネルギーの充電になる、と思った。

別に外部からの刺激を嫌っているわけではない。刺激は必要だし、欲しいと思っている。

しかし、それをどう受けるか。

そのやり方を間違えてしまうと、エネルギーを消耗させてしまうんだ、ということは勉強になった。

私は2015年を機にガラリと生活が変わることになり、しかし、それは、自分を見つめ直そうというお達しだったのではと思う。

無理矢理に欠点を補おうとしても、自分にとっては、かなり負荷のかかることをしていたのだろう。

それでは、疲れるどころか、自分が壊れてしまうのだ。

心に響いた内容

ほとんどどんな活動も、小さなやれるステップに分割することができる。大事なのは、じりじり進みつづけること、そして、必ずできると自分に言いつづけることだ。ミクロの歩みを重ねることこそ、内向型の人にいちばん適した働きかただ。

チューリップは内向的な花である」チューリップは移された土地になじむ。つまりその地で、年ごとによりたくさんの花を咲かせるのだ。だがそれと同時に、毎年、力を蓄える休眠期間がなければ花を咲かせることができない。また、日光と水と肥料を必要とし、植える深さは適切でなくてはならず、植える場所も適切でなくてはならないのだ!

外に向かっているとき、あなたは急速に燃料を消費している。だが同時に、新しい考えや関係や経験を獲得してもいるのだ。内向型の人はそのことを心にきざむべきである。世界は刺激的な場所だ。外向型の人とちがって、あなたには自分の光をあたり一面に降り注ぐことはできない。しかし、自分の〝外向エネルギー〟を好きなエリアにピンポイントで注ぐことはできるだろう。

〈内向型人間の生きるよすがとなる言葉〉 遊び心を持とう。 休憩をとろう。 自分の内なる世界のすばらしさを認めよう。 誠実であろう。 好奇心を持ちつづけよう。 協調性を保とう。 孤独を大いに楽しもう。 感謝の心を持とう。 あなたでいよう。 そして、あなたの光で世界を照らそう。

まとめ

本書を通して、気持ちがとても楽になった。

内向型の気質を認めたうえで、改善できるところは改善する。しかし、内向型にも強みがある。中身のある話、自分が詳しい話にはいくらでも意見を交わすことができる。

人と合うときは、中身が濃い話ができれば良い。そうならなければ、間を空ければ良い。

変にその場の空気に入り込もうと思わず、偽った自分ではなく、本来の自分でいるように努めたらいい。

翌日は、一人になって、消耗したエネルギーを充電すればいい。

そういった特性を理解して自分らしく生きることが書かれ、これからの自分にためになる内容だった。

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