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こみよ。すなわち、カレンダー。
本書は、1年間分、52週分の詩篇がおさめられています。
まだ、買ってまもないので、全部読み切ってはおりませんが、1週1ページと、とてもゆっくり読み進めていく不思議な本。
本文は、平易でわかりやすく書かれてはいますが、「魂」とだけあって、どう解釈するか難しい内容です。
1週間、その詩の解釈を進めながら生活するのも悪くありません。
本書の存在については、友人に教えていただきました。
本文の文体が、私の書く作品の文体に似ているというので、連絡してくれました。
これは、きっと何かあるだろうと、迷いなく本書を入手しました。
一つの詩は、5行〜6行程度での文章ばかり。
しかし、そこから広がっていく世界、ましてや宇宙への旅を想像させる内容は、確かに私が考える文体に近いと感じました。
作者は、ドイツの思想家。人智学というものを樹立させた人物。
本書に触れて、初めて作者や人智学という言葉を知りました。
本書を読んでいると、「霊」「魂」「宇宙」という言葉が頻繁に出てきます。
スピリチュアルに近いようにも感じられますが、体系づけられ、一貫した作者の思想も感じられ、読んでいると不思議な感覚に陥ります。
また、春夏秋冬に区分けされていて、日本人には馴染みやすい季節感で、1週1週読み進めるので、自分の魂を磨いて、探求していくようにも感じられます。
ページには、何月の何週目と書かれているので、いつ本書を読み始めても問題ありません。
まだまだ理解が深まっておりませんが、ルドルフ・シュタイナーの考える世界にも興味を持ちました。
魂を磨いていく気づきを与えてくれるような本書を読み進めながら、作者の考えを深めいきます。
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