2019年11月24日に開催された文学フリマ東京。
そこで入手したアイテムをご紹介。まるた曜子さんの邪道で楽しむ日本茶についての冊子。
まるたさんのブースの前を通った時に、お茶についての冊子が目に入り、どうお茶を楽しんでいるのか気になって購入しました。
タイトル、サブタイトルから分かる通り、茶道からかけ離れて、楽してお茶を楽しむことに焦点が絞られていました。
私自身もお茶が好きで、よく飲みはしますが、そんなにこだわりはありません。
まるたさんのお茶を嗜む簡単な方法や、香りを楽しむことや急須にまつわる話など、お茶に関して楽しめた一冊でした。
目次
「煎茶道から遠く離れて」の目次
- 楽ちんポンは正義
- 香りにハマって
- とにもかくにも保存
- コラムっぽい豆知識な小休止
- ついに買うぞ!まずは本命煎茶!
- やっとこさ辿り着いた急須!
- 買っちゃえ!湯呑みやあれやそれ
各項のタイトルがなんともゆるく、堅苦しさを感じさせません。
本文も語り言葉で、軽快に進み、まるたさんのお話を聞いているようでした。
楽ちんポンは正義!自家製ティーバッグで、手間いらず!
急須に茶葉を入れて、湯呑みで飲む方は、どれくらいいるのでしょう。
私はお茶が好きなので、全然、それも苦ではありません。
なんと、自家製ティーバッグが作れるお茶パックがあることを知りました。
5g〜8g入れて、お湯の入ったマグカップなどにつけるだけ。お茶が出たら、そのままゴミ箱に捨てるというなんとも手間いらずに、お茶が入れられます。
自家製ティーバッグでのオススメのお茶の入れ方
- ポットからマグカップにお湯を注ぐ
- 自家製ティーバッグを作る
- ティーバッグをゆっくり沈める
- 45秒〜1分で引き上げる。少し振るか、最後にちょっと浸したまま濃いめのが出るのを眺める
このティーバッグで、3回までお茶を出せるようです。
香りを楽しむ
お茶は、開封したら1ヶ月ほどで飲み切ってもらいたいとのこと。
味や香りが落ちてしまいますからね。余ってしまったら、どうするのか。
茶香炉で、香りを楽しむ方法をご紹介されていました。
確かにお茶の香りはとても良いものです。落ち着きます。
香として楽しむ考えはありませんでした。これは、試してみたいと思いました。
急須という沼
急須も種類がたくさんあって、選ぶのに苦労したりもします。
まるたさんのオススメは、「帯網型」「底網型」の2つ。
内側の網が急須と一体化しているタイプのものです。
家庭用の緑茶で流通しているものは、深蒸し煎茶。お湯を入れた時に、急須いっぱいに歯が広がるもの。
帯網型であれば、茶葉が急須内で広がってくれるので、しっかりお茶が出るとのこと。
1点、デメリットとして、掃除がめんどくさいと述べられていました。
網に茶葉がついて、何度も水洗いする必要がありますから、そこは避けて通れませんね。
私は、それもお茶の楽しみ方の1つとして、味わってます。
まとめ
まるたさんのお茶へのこだわりや楽しみ方を知ることができました。
お茶を、ただ飲むということしか考えていませんでした。
香りを楽しんでみれたり、お茶の種類を勉強できたり、楽する方法を知ることができたり、楽しく最後まで読むことができました。
お茶をもっと楽しみたいと思えた1冊でした。
まるた曜子さんのTwitter:@musi_ko