やめる選択肢を持つ

2019 9/20
やめる選択肢を持つ

何かを新しく始める時や始めたら、決してそれをやめてはいけない観念が、私にはありました。

それだけ続ける強い意志がないと、何かを始めてはいけないという思いをもっていました。

しかし、始める時に、「続ける」以外に「やめる」という選択肢を常に持つことで、気持ちが楽になり、全体の取り組みへのフットワークが軽くなります。

やめても、次への行動がしやすくなると気づきました。

やめる選択肢を持つ前と後の私の気持ちの変化、私のやめる条件をご紹介します。

目次

続けることが絶対に正しいことなのか。固執していないか?

5年半、毎日、続けていたものがありました。毎日、一文で完結する物語を作り続けていました。

最初は、ひと月も続けばいいか、と思っていたものが1年、3年、5年続きました。

続けることに対して褒めてもらえることも多く、頑張ることもできました。

2018年末に終えるのですが、その年の秋口に、コーチングを受けていて、そのコーチとの話の中で、一文物語をやめてみたら、と言われました。

そう言われるまで、自分の中で「やめる」という選択肢がありませんでした。とても大きな気づきでした。

その時まで5年以上毎日続けているのに、やめる理由がありませんでした。では、なぜ、続けているのか。

どこかで出版、書籍化されてお金を稼げればと思ってもいました。

少なからず、私の作品を読んでくれる方もいましたが、他にも作品を作りたい自分もいました。

なぜ、一文物語を毎日作り続けているのか、改めて思うと、一文物語が主体ではなく、5年続けてきたことをさらに続けることしか考えていませんでした。

続けることに固執していた、思ったのです。

ただ、一文物語に対しては、精神的に支えてくれたり、創作への礎を築いてくれたもので、正直手放したくないと思っていました。

しかし、5年前の自分をここまで運ぶ役割を担ってくれていたと思え、やめる決意をしました。そして、2018年末日を持って、5年半に幕を閉じました。

やめる前・やめた後の気持ちの変化

やめる前の気持ち

  • 始めたら、やめてはいけない
  • やめたら、逃げ
  • やめることは、甘え
  • 続けられない人間に価値はない
  • やめたら、続けていた自分が消える
  • やめたら、続けていた自分を周囲が否定する

「やめる」ことに対して、とにかくネガティブな印象しかありませんでした。

やめてはいけないと常に思っていたので、おのずと「やめる」という選択肢が消えてしまっていました。

だから、何かを毎日することに対して、こだわりだし、結局は、中身より継続した期間を伸ばすことばかり考えるようになっていました。

やめた後の気持ち

  • 続けなければならない強迫観念が消える
  • 続ける負荷が消え、精神が軽くなる
  • フットワークが軽くなる(行動しやすくなる)
  • 続けていた過去の自分は消えない
  • 周囲に否定されない
  • 幸福感が増す

最大の気づきは、続けてきた自分が消えることなく、過去に続けてきたものが、ちゃんと自分の中に蓄積されていたこと。

やめたら、そのものがなくなってしまうと思っていましたが、全くそんなことはありません。

本当に経験が残る、という実感を得ました。

何より、続ける負荷から解放されて、今までそこに費やしてきた脳の思考をフルに別のことに注げるので、新しいことにチャレンジできます。

やめてみて、初めて分かることがある

前述の、気持ちの変化もしかり、やめた後でなれば、過去全体を俯瞰する目を持つこともできませんでした。

続けることばかりに固執していたので、蓄積したものに目を向けることはありませんでした。

やめたら、やめた分、新しい道が見えてくる

やめる=逃げ・絶望

と思うかもしれない。私も、やめること、逃げることを何度かしてきました。

確かに絶望的な気持ちになったりもしましたが、逃げた道には新しい道があります。

その道が正しいかどうかは、進んでみなければわかりません。どの道を進もうとも、正しいかどうかというのは、誰にもわかりません。

続けていくことで、道が見えてくればいいのですが、その道が現れないこともあったりします。

その時は、別の道を進むこともありだと思います。

やめる・やめない判断方法

ポジティブ継続・ネガティブ継続

この二つの言葉は、造語です。ポジティブに継続できていれば、継続します。

ネガティブな気持ちで、継続していたら、やめるか考えます。

ポイントは、ネガティブとはいえ、その中からポジティブな面を自分で見つけられるかどうか。

もし、見つける気力や精神力がなかったら、続けていてもそれは辛いだけ。

やめる判断ができるうちに、やめることで、次への行動もしやすくなります。

やめる判断ができず、体調を崩してしまったり、精神的に落ち込んでしまってからだと、回復させる期間も必要だし、次へのアクションへ重たい足取りになってしまいます。

そうならないためにも、やめる判断ができるうちに、やめることが大切です。

やめる選択肢を持つ

やめる選択肢を最初から持っていると、

  • 切り替えが早くなる
  • すぐに次へ進める
  • 罪悪感が残らない

続けていけるものは続け、軌道修正も容易になります。

始めたら何がなんでもそのまま続けるよりは、とても柔軟性が持てるようになります。

もちろん、継続することは大事です。しかし、どう継続するか、古い考えのまま継続しても同じことの繰り返しでは、何も生まないのでは意味がありません。

やめるにしても、そのやり方をやめ、違ったやり方に変えたり、考え方を変えて、続けることだってできます。

そのもの自体をやめるにしても、どうしてやめるのか、自分で考え、その経験が蓄積していくことで、やめる判断・継続する判断が養われていくでしょう。

まとめ

始める時に、やめる選択肢を持つ。

やめることが悪いと思いません。惰性で続けるより、とても懸命な判断です。

継続して成長や変化していくことができれば、ポジティブに続けていきます。

ネガティブに続けているのではあれば、やめる判断ができるうちにやめて、やめる選択肢を持って新しいことを始めると、ポジティブに継続できるでしょう。

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