習慣化できていることと、できていないことがありました。
できれば、習慣化させたい。小さな習慣が、習慣を作るという話は知っていましたが、まだ理解できていませんでした。
佐々木正悟さんの「やめられなくなる、小さな習慣」を読んで、習慣という仕組み、理解を深めることができました。
習慣化のカギは、報酬が必要であること、早く寝ることでした。
目次
習慣には、3つのタイプがあり、悪癖も習慣だった
トレーニングや日課はとてもわかりやすいです。
タイプ3の禁止は、悪癖をやめようと意識的に「禁止」を続けている状態で、禁煙や禁酒がそれに当たります。
すでに、良くないと思ってもついついやってしまっていることも習慣だったのです。
習慣化するには、報酬を得る必要があった
とても興味深いものでした。
本書では、行動心理学の視点から、ネズミを使った実験で解説されていました。
レバーを倒せばチーズが出てくる仕掛けになっており、ネズミはそれに気づくと何度もレバーを倒すというのです。
そのチーズ、つまり報酬が習慣化には必要だったのです。
習慣化したいことに対して、どんな報酬があるのかを考えたり、それを体験することで習慣化しやすいと思いました。
すべてを変える習慣化の第一歩は、とにかく早く寝る!
早く起きて、朝に好きなことをする。
そうすることで、充実した時間を過ごしたという報酬が得られます。
朝早く起きて、行動することで、習慣化しやすくなるというのです。
確かに私自身もその経験がありますが、なかなか朝早く起きることができません。
本書では、朝早く起きるためには、早く寝ることを強く勧めています。
早く寝て、しっかりとした睡眠をとって、気持ちよく朝起きる。
このこと自体が、報酬になります。早く寝るだけで、翌朝には報酬を得られるのです。
そう考えると、早く寝ることがとても良いことだと思えるようになりました。
まとめ
早く寝て、寝るだけだけで、翌朝には報酬が得られる。
このことは、自分の生活習慣を振り返る良いきっかけになりました。
どうしても後回しにしていたことを夜してしまうことがありました。これも悪癖ですね。
早く寝て、朝早く起きることで、集中できる朝の時間を手に入れることができます。
本書の習慣化は、ただ習慣を身につけるだけでなく、生活サイクルも見直すこともできることを教えてくれました。
早寝早起き、子供頃から言われてきたことですが、改めてその重要性に気づくことができました。