一文物語手製本「ポケットに入る宇宙の万華鏡」の入るBOX作り。外装の紙を貼って完成!-創作日誌
2019年2月9日の手製本の入る箱制作日誌。
一文物語の手製本「ポケットに入る宇宙の万華鏡 上中下巻」3冊が入るBOX作り。
1mm厚の紙から箱の素材を切り出して、組み立てたものに、外装の紙を貼って完成です。
外装となる紙の型作り、本番用紙を箱に貼っていく様子をご紹介します。
外装の紙を切り抜く型作り
▲パソコン上で、外装となる紙を切り抜くための型作り。サイズに合わせて枠線を引いていきます。
▲まずは、サイズが箱に合うか、テストプリント。
▲箱に合わせてみました。サイズはちょうど良く、本番でもこれで良さそうです。
▲シール用紙にプリントして、少し厚みのある紙に貼りました。そして、外枠に合わせて切り抜きました。
外装の紙をプリントして、切り抜き
▲箱の背になる部分に、タイトルを入れています。また、型紙を合わせるガイドを左右にプリントしていきます。
▲箱に貼る実際の紙に、プリントしました。
▲左右のガイドに合わせて型紙を置きます。そして、切り抜く型紙の縁に線を引いていきます。
▲型紙に沿って線を引いたところ。この線をなぞるようにして、切り抜いていきます。
▲外装となる紙が切り抜けました。これを糊で、箱に貼り合わせていきます。
箱に外装を貼りつけ
糊は、当ブログの手製本制作記事では、おなじみののりボンドです。糊の強度も調整できたり、ハケで塗るにも扱いやすいのりボンド。
のりボンドの作り方記事は、こちらから↓
▲奥の面から貼っていきます。
▲次に、側面。
▲反対側の側面を貼りつけ。
▲上と下の面を貼りつけます。
▲耳の部分を箱の内側へ折り返して、貼りつけます。
▲穴に沿って、外装を切り抜いて完成です。
BOXの完成
▲手製本3冊を入れたところです。サイズもぴったりです。
▲側面に穴を空けたのは、手製本の表紙を見せるためです。
3冊の本を入れ替えることで、両側面の穴から違った模様を見ることができます。
いくつか箱を作って、BOXのセットを今後のイベントで販売していく予定です。
次の工程の記事はこちら↓