新作の一文物語手製本制作、ゆっくりですが、進んでいます。
本作は、2018年5月〜8月に毎日制作していた一文物語を収めています。
パソコン上で、本文のレイアウトしたものを本番用紙にプリントアウトして、糸かがりできるように穴あけする工程まで進めました。
その流れをご紹介します。
プリントアウトしたA4用紙をA5サイズまでカット

仕上がりサイズは、文庫本の半分のA7サイズになります。
本文をプリントしたA4用紙を縦と横に、一回ずつ裁断していきます。
写真で使用している裁断機は、スライドカッター・ハンブンコ。
当ブログの手製本制作記事ではお馴染み。サイズを計らなくても、紙を半分に裁断できるスライドカッターです。

A6サイズにカットしたものをさらに半分に裁断します。

もう一つも半分にカット。

A4用紙がA6サイズまで、あっという間にカットできました。

ページ分と部数分をカットしていきます。
これだけの量をカットするには、サイズを測りながらやると時間がかかります。
スライドカッター・ハンブンコのおかげで、あまり時間もかからずカットできました。

カットしたA6用紙を半分に折る

カットした本文用紙をすべて半分におります。
4枚をそれぞれ挟み込んで、16ページの冊子を作っていきます。

16ページの冊子が、8つ。128ページ分の本文が出来上がりました。
背に糸を通す穴を開ける

半分に折った冊子の背になる部分に、糸を通す穴をあけていきます。
あらかじめ穴をあけてあるアクリル板を重ねて、その穴に針を挿していきます。

穴をあけたところです。

全部に穴をあけました。
ページ順に、冊子を並べて組んで、本文用紙の準備完了

16ページの小冊子を1ページから128ページまで、順番に並べました。

部数分の本文用紙の準備を終えることができました。
しかし、まだ表紙のデザインが進んでいないので、取り組んでいきます。
出来上がりをお楽しみに!次の工程の記事はこちら↓

用紙を半分に裁断していたスライドカッターは、こちら。