コピペをより便利に、履歴を残してあとから選んでペーストできる無料アプリ「Clipy」!
コピー&ペーストは、基本的には直前にコピーしたものしか記録されません。
二つ前にコピーしたものをもう一度ペーストしたい場合も中にはあります。
それを実現してくれるアプリ「Clipy」。
設定した数だけコピーの履歴を残して、あとから選んでペーストできます。
「Clipy」は、Mac専用アプリです。
Windowsでは、「Clibor」がオススメです。
インストール
Clipyのダウンロードサイトへ行き、[Download]ボタンをクリックし、ダウンロードします。
ダウンロードした [dmgファイル] を開き、[Clipy.app] を [Applications]フォルダにドラッグ&ドロップします。
初期設定
インストールされると、メニューバーにアイコンが表示されます。クリップボードアイコンをクリックして、[環境設定]をクリックします。
下記の設定は参考までに。
一般
メニュー
対応形式
コピーする際に、コピー元のテキストフォントなどの設定もコピーするかどうか。
好みに合わせてください。
ショートカット
自分に合わせてカスタマイズできます。変更したいコマンド欄をクリックして、コマンドを入力してください。
私は、メインとスニペットしか使っていません。履歴の数も30なので、表示領域を取られず、メインだけ事足りる場合も多いです。
アップデート
履歴からペースト
文章をコピーします。
Clipyメニューを表示させます。メニューはマウスポインターのすぐ横に表示されます。履歴のところに、コピーした文章が記録されています。
続けて、違う文章をコピーします。
Clipyメニューを表示させます。最初にコピーした文章も残っています。
設定した数だけコピーされると、古いものから消えていきます。
スニペット設定(事前にテキストを登録)
メニューのアイコンから、[スニペットを編集]をクリックします。
新規にフォルダを作成します。[フォルダ追加]ボタンをクリックします。
フォルダが追加されます。赤枠部分をクリックして、フォルダ名を変更することができます。
ここではフォルダ名を「スニペット」にしました。そのフォルダを選んだ状態で、[スニペット追加]ボタンをクリックします。
①に、あらかじめ登録しておきたいテキストを入力します。
②スニペット名を変更することができます。
特に保存ボタンなどがありません。欄外をクリックすると、登録されます。
スニペットを表示すると、登録したテキストが表示されます。
Clipyメニュー内をキーボード操作で移動することができます。
履歴およびスニペット横にある1〜0に合わせて、数字キーを押すとスニペットが選択され、挿入することができます。
まとめ
Clipyを使うことで、コピーした履歴を残すことができ、ペーストの幅を広げることができます。
また、あらかじめ頻繁に使うなどをテキスト登録しておくことで、Clipyを呼び出してすぐに挿入することができます。
もし、有料になっても、購入して使い続けたいアプリの一つです。