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Pinocchio展の小説手製本の制作-糸かがり作業と表紙を糊で閉じて完成!
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9月12日から開催されるPinocchio展に出す、手製本作りも最終工程へ。
表紙から本文、裏表紙を糸でかがり、一冊の本へと仕立てていきます。
その後、表紙と裏表紙の内側を糊で貼って、プレスします。糊が乾けば、完成です。
その流れをご紹介します。
目次
糸かがり

糸は、シンプルに黒を選びました。
道具は、手芸をするかのごとく、家にあるものでできてしまいます。

過去に私が作った手製本は、糸1本で仕立てるやり方をしていましたが、今回は軸をとるやり方にしています。

表紙から本文、裏表紙までをかがり終えました。

背表紙をつけないスタイルの本です。
背表紙がないので、タイトルを本文の背に分割してプリントし、重ねると浮き出るようにしています。
このスタイルの利点は、どのページでも180度、平らに開きます。
糊付け

表紙と裏表紙の内側を糊付けしていきます。
かがっていた糸の端は、全て表紙と裏表紙の内側に挟み込まれます。

糊は、毎回手作りしているのりボンド。
フエキ糊と水、ボンドを混ぜ合わせたものです。
糊を塗った直後なら、貼り直しもきく、伸びのある糊です。
ただ、今回、何回かテストをして、少し水分を少なくしました。
今回使用した紙が、水分を吸うので、調整しました。その加減も、自由にできる扱いやすいのりボンドです。
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しっかりプレスして、糊が乾燥すれば、完成となります!
まとめ
執筆から手製本のできあがりまで、約2ヶ月。
やっと形にすることができました。
多くの方に読んでもらいたいです!
本作は、9月12日(水)から開催されるPinocchio展に出展いたします!
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