落ち込む自分を防ぐ、早く回復させるために、日々取り組んでいること!
「落ち込んだ気持ちを、どう回復させている?」と聞かれました。
- 気分転換に散歩
- 運動
- 映画を見たり
- 読書
ありふれたことしか答えることができませんでした。よくよく考えれば、これらは、一時しのぎでしかありません。
そもそも最近、極端に落ち込むことがありません。
少なからずの浮き沈みがあるにせよ、やる気が起きない日々が続くということもありません。
それは、普段から自分の行動や感情を客観的に把握しているからだと思います。
落ち込むような出来事があったり、誰かに何か言われても、落ち込んだ自分を客観視できていれば、すぐに気持ちを回復できています。
普段、私が取り組んでいる行動記録や感情を客観的に把握する方法をご紹介します。
毎日「日次レビュー」をつけて、自分を知る!
日次レビューは、
- 1日の行動記録と振り返り
- ありがとう日記
- 感情日記
- ホメホメ日記
これら4つをまとめて、日次レビューと呼んでいます。
日次レビューを毎日つけることで、自分を俯瞰して見ることができるようになります。
最初から全部やっていたわけではなく、1つ1つ増やしたり、減らしたり、今の形に落ち着いています。
日次レビューの詳しい付け方は、記事のまとめでリンク先を紹介しています。
毎日やる理由は、記録の積み重ねから、振り返りができる!
日次レビューは、その日の終わりに毎日やります。
毎日やる理由は、その日にあったことを記憶が鮮明なうちに記録するためです。
一週間前の自分の行動を覚えているでしょうか。
どんな気持ちを感じていたでしょうか。
日次レビューをつけることで、日々の行動と自分の気持ちが記録されていきます。
そして、それらを振り返ることで、自分の変化や新しい自分を見つけることができます。
私は、この変化が成長であると思っています。変化がなければ、成長していないのと同じです。
もし、変化がマイナスだと感じても、マイナスになった変化に気づいたことが成長であります。
変わらないままでいるより、小さな気づきを得たことが成長につながっていきます。
日次レビューで、自分を知ったことで、自分軸を持ち、自己肯定できるようになった!
変化があることに気づくと、少しずつ自分というものがわかり始めます。
- 何が好きなのか、嫌いなのか
- どうしてそう思ったのか
- 以前も同じことをしていた
- 本当にそうなのか疑問をもつ
- それは思い込みなのか
- 対処方法はあるのか
- 回避する方法はあるのか
今の自分がわかってくると、自分の軸が見えてきます。
日次レビューをつける前は、自分のことをわかっているつもりでしたが、ぼんやりとしたわかっていませんでした。
現状の自分を書き出しておくことで、自分が考えていることもわかり、そういうものなかと自分を認める意識が出てきました。
他人にどう思われるのかではなく、自分がどうしたいか、と意識できるようになりました。
感情日記が一番効果的だが、自分と向き合う覚悟も必要!
落ち込んだ時は、なぐさめてほしいのが正直な気持ちです。
なぐさめてもらったとしても、また、同じような状況におちいれば、何度も落ち込むことになります。
もし、同じようなことで落ち込んだり、長引く期間を短くするには、自分を把握し、対処していくしかありません。
そこで、自分の気持ちを把握する手段の一つ、感情日記です。
自分の正直な感情を書き出し、俯瞰します。それを分析できるようになれば、感情をある程度制御でき、気持ちを早く切り替えることもできます。
感情日記は、以下4点を書き出します。
- 出来事
- 心のつぶやき
- ビリーフ(根深い思考習慣)
- 感情の数値
落ち込んだ出来事があった場合、どんな状況だったのかを書き、その時思ったことを書き出します。
それは、どういう思考なのかを考え、感情を数値化します。そうすることで、自分がどのくらいの感情だったのかが把握できます。
そして、どうしてそう思ったのか、もし人から何かを言われていた場合は、相手はどんな気持ちで言ってきたのかと、想像を広げていきます。
自分で自分を見つめるので、ツライ作業ではありますが、一つ一つ見ていくと、そんなに落ち込む必要のないことかもしれない、と気づくかもしれません。
落ち込んでいるのではなく、寂しかったと気づくかもしれません。
冷静に自分自身を俯瞰していくと、自分の感情が把握でき、余裕が持てるようになります。
まとめ
落ち込んだり、感情に押しつぶされないようにするには、自分を客観視していくことが大切です。
毎日、日次レビューをつけてためていくことで、日々の変化を感じとり、自分の行動や思考癖を知ることができます。
何もわからないままより、自分を俯瞰しておくことで、対処方法や回避する方法も発見していけるようになります。
日次レビューの付け方詳細記事↓