紙をただ半分に切るなら「スライドカッター・ハンブンコ」がオススメ!
プラスが販売する「スライドカッター・ハンブンコ」は、目盛りを気にすることはなく、紙をただ半分にカットできる!
簡易的なカッター裁断機は、目盛り線の位置においているにもかかわらず、正確な位置でカットすることができなかった経験がある。
この「スライドカッター・ハンブンコ」なら、目盛りを気にすることなく、簡単に半分にカットすることができる。
カット位置が必ず紙の真ん中に来る形式
スライドさせるカッターが板の中央にあり、左右のゲージが連動して紙をカッターの中央に配置してくれる。
A4であれば、210mm x 297mm。
長辺297mmを半分にすると、148.5mmとなる。
しかし、一般的な裁断機では、A4の半分A5は、105mm x 148mm。
じっさいに半分にすると、0.5mmのズレが生じる。
製本する私は、A4から4分の1サイズまで切り出すため、この0.5mmのズレが気になっていた。
この「スライドカッター・ハンブンコ」は、左右で連動するゲージのおかけで、紙の中央で切ることができる。
私は、A3をA4にカットすることができるA4タイプを購入。
これより大きいサイズ、A2をA3にカットできるA3タイプもある。
切るだけじゃない。折り目、ミシン目も!
「直線(切る)刃」は、盤に付属している。「折り目」や「ミシン目」の替刃は、別途購入する必要がある。
私は、「折り目」の替刃を購入。
これまた厚紙を半分に折る際、センターに折り目となる線を入れておくことで、折りやすくするためだ。
今までは、半分を定規で2箇所測り、ヘラなどで折り線を手で1枚1枚つけていく。
この「スライドカッター・ハンブンコ」があれば、「折り目」用の刃を装着させて、スライドさせるだけで、折り目の線が入る。
作業が捗ってとても良い。
替刃を置いておく場所(盤の右上)もあります。この溝に入れておけば、なくしません。
後継機に期待することもある
紙を切る際、しっかり紙を押さえていないとズレる可能性がある。
センターのスライド版が盤と紙を挟み込んで、しっかりロックされるわけではないので、注意が必要。
また、一度にあまり数は切れない。
「20枚位はカットできる」と説明書きにはあるが、カッターを何度か往復させる必要がある。
そうすると、切れた紙がずれて、予期しない切れ目が入ってしまうかもしれないので、こちらも注意が必要。
半分に切る以外にも、規定サイズにカットすることも可能である。
半分に切るだけでも十分な機能を備えた裁断機ハンブンコではなかろうか。
価格も決して高くはなく、繰り返し使えるので、とても良い買い物をした。
「紙を半分に切るだけ」なら、一度検討してみてはいかがでしょうか。