いわゆる勉強とは、教科書を読んで暗記したり、本を読んで知識を増やすものだと思っていました。
ただ、それだけしていて、頭がよくなったり、自分が成長できるのか。
本当に必要だったのは、アウトプットすることだと、「アウトプット大全」を読んで気づかされました。
著者である樺沢紫苑さんは、精神科医であるため、解説ひとつひとつに納得させられながら、本書を読み進んで行きました。
アウトプットすることで、記憶に定着するだけでなく、自分の行動も変わってくるというのです。
目次
インプットとアウトプットの黄金比は、3:7
インプットが多ければ多いほど良いと思っていた私。
だから、本を読んだり、講習を受けてみたりすることが多いです。
比率でいえば、7:3くらいです。アウトプット大全のど頭から、それをひっくり返す指標が出て、私が圧倒的にアウトプット量が少ないと気づかされました。
学生的な勉強で言うならば、教科書をじっくり読むより、問題をたくさん解いていくことがアウトプットというのです。
様々なアウトプット方法について、書かれているのが、このアウトプット大全です。
アウトプットの6つの効果
- 記憶に残る
- 行動が変わる
- 現実が変わる
- 自己成長する
- 楽しい
- 圧倒的な結果が出る
アウトプットとは、「話す」「書く」「行動する」です。アウトプットはすべて「運動」であり、「行動」です。
アウトプットという行動をし、その行動の結果をしっかり受け止めることにより、次へ繋がるというのです。
学んだことを話したり、書いたりすると、確かに記憶に残ります。
結果的に、現実が変わっていることもあると思います。
私自身、このブログを書いてきたことにより、新しい出会いや体験もしてきました。
どんどんアウトプットしていくことにより、自分自身が変わっていくことも少なからず実感しています。
朝イチに、1日の TO DO リストを作ったら、1日を把握し、集中して作業に取り組めた
アウトプット大全にならって、朝イチにTO DO リストを作ってみました。
メリット
- 1日の仕事の流れが確認できる
- 集中力が途切れない
- うっかりミスがゼロになる
- ワーキングメモリの容量が増える/仕事が効率化する
TO DOリストを作っていなかった時は、ひとつの作業が終わってから次に何をしようか考えていました。
それにも頭を使うので、当然疲れていきます。
でも、先にアウトプットしておくことで、全体を把握でき、次にやるべきことにすぐ移ることができるようになりました。
アウトプットすることで、頭をスッキリさせることができます。
TO DO リストの書き方
その日にやることを
- 午前3つ
- 午後3つ
- 毎日のルーティーン
- スキマ時間にやること
- 遊び
- その他
それぞれ項目ごとに表などにして書き出し、終わったら、消していきます。
アウトプット大全には、紙に書き、常に机の上に置いて、目に見えるところに置いておくと良いとのこと。
これを実践してみたら、作業ごとに何をするか考える時間が減りました。
そして、作業が終われば、リストを消していくので、達成感もおのずと生まれてきます。
無印良品に、TO DO リスト帳があったので、今はこれに書き込んでやっています。
まとめ
アウトプットしていくことで、いろんなことに気づけ、自分の成長も振り返れると感じました。
このアウトプット大全には、紹介した以外にも、人を褒めたり、映画の感想を書いたり、ポジティプ日記をつけたりと、たくさんのやり方や効き目について、詳しく書かれています。
できることからやって、アウトプット量を増やして、充実した時間を過ごしていきたいと思います。
樺沢紫苑 サンクチュアリ出版 2018-08-03
樺沢紫苑さんの『アウトプット大全』NEXT 「圧倒的に結果が出る!インプット力養成講座」セミナーに参加しました。レポート記事も書いています。