「いますぐ書け、の文章法」著:堀井憲一郎 を読んで、文章はサービスであるというマインドを学べる本!

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「いますぐ書け、の文章法」著:堀井憲一郎
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文章を書くときに、よく言われる「読者のことを考えて書け」の意味が、わかりやすく書かれている。

「文章は、サービスである」

上手く例えてくれたアドバイス。やっと附に落ちた。

文章術の本というよりは、文章を書くうえで、意識・マインドを刺激する内容が詰まっている本だった。

中でも、特に刺激を受けたことをご紹介します。

目次

文章はサービス

読んでいる人のことをいつも考えること

本書では、これがすべてだと言う。

いや、これが難しいわけである。

ただ、「文章はサービス」と、表現してくれたおかけで、全体像がつかめた。

サービスの意味の中で、

「自分の言いたいことを、いったん曲げてでも」

という含みが、読んでいる人のことを考えろ、というごく当たり前で難しい意識をわかりやすくしてくれた。

ポイントは、「いったん」という言葉。嘘を書け、というわけではなく、サービスをする側に立つとわかりやすい。

読み手にまず何を伝えるのか、意識する。

やはり最後は、文章は本心で書く必要がある。

そうでなければ、力が込められない。

漢字を減らせ!すぐ改行しろ!

著者は、雑誌のライター。

  • 雑誌で、読み間違われそうな漢字は使わない
  • 何十行も改行されていないと、読みづらいから、すぐに改行する

雑誌に限らず、ブログやSNSでも同じだなと感じた。

特にブログは、漢字が多かったり、改行がされていないと、画面の密度が濃い。

スマホで見たときには、どんなにいいことが書かれていても、読もうという気が減ってしまいます。

漢字を少なくして、改行して、レイアウトとしても、余白をとって余裕をもたせる方が読みやすい。

やたらむやみに、ひらがなで、改行をすれば言い訳ではない。

媒体に合わせて、「読み手のことを考えて」文章を書こうというのだ。

手持ちの言葉で文章を書く

文章の精度をあげようとするなら、それは自分で使う言葉を選ぶしかない。

もちろん語彙を増やす努力は必要です。

でも、いざ文章を書くときになって、急に語彙を増やすことはできない。

無理に使った言葉は、使いこなせておらず、どこか説得力がなく、浮いてしまっている。

これは確かに、と納得しました。

私もブログを書いてきて、そのことがだんだんとわかってきました。

今以上の語彙で、書こうとするのは、無理をしている。

それよりも、今の手持ちの言葉で伝えるのが、読者のためだと認識しました。

事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である!

勇気をもらった一文でした。

「考えていなかったことを書いたら、もともと考えていたものが壊れてしまうのではないか?」

私は、そんな不安にいつも襲われます。

しかし、それは、つまらない、という。

つまり、頭で考えた文章はつまらない。

文章を書いている最中に、新しいアイデアが浮かんで、それを逃してはならない。

そうすると、自分が書いたとは思えない文章が面白い、と著者は強く訴える。

文章は、スポーツと同じで、体で書くもの。

「体を動かして理解していくように、考える時間ばかりとらず、いますぐ書く!」

私自身、耳が痛い。

でも、たまに考えていなかった文章が出てきたとき、すごく良いと思えることがあります。

大事にしていきたい。

まとめ

読む人のことを考えて書く。文章は、サービスである。

そして、「いい文章を読む」「とにかく書く」ことを頭に焼きつけられた。

文章を書くうえでの刺激的なマインドを知れる唯一の本、と言っていいかもしれない。

文章が書けなかったり、文章で悩んでいたら、解決のいとぐちが見つかるオススメの一冊です!

著:堀井 憲一郎
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「いますぐ書け、の文章法」著:堀井憲一郎

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