Tap Forms 5でcsvファイルのインポートとフィールド名・タイプの変更方法!
Filemakerの簡易版のようなアプリケーション「Tap Forms5」に、先日データベースを乗り換えました。
Tap Formsにデータの読み込む方法をご紹介します。
あらかじめ移行したいレコードをFilemakerからエクスポートしておきます。
この記事では、Tap Formsにレコードのデータcsvファイルを読み込む方法と、フィールド名・フィールドタイプを変更する流れを追っていきます。
csvファイルの取り込み
新規でファイルを作ると、空のTap Formsが立ち上がります。
メニュー[ファイル]-[取込み]-[レコードを取込み]を選択します。
レコードファイルの取り込み画面が表示されます。
①で、取り込むファイルを指定
写真データを管理されているファイルの取り込みの場合は、そのフォルダを指定します。
今回は、取り込む画像がありませんので、指定していません。
②で、ファイルの文字コード、形式を設定
日付や時刻のレコードがある場合、元の表示形式を設定しておきます。④に表示されるので、確認できます。
日付や時刻形式が読み込みファイルの表示形式と違ってしまうと、④で日付のフィールドタイプを設定しても、テキストタイプとして読み込まれてしまうので注意してください。
③で、取り込むフォームを指定
今回は、新規のフォームに読み込みます。フォーム名もつけておきます。
④のフィールド設定
フィールド名部分を見ると、csvの1行目が読み込まれていることがわかります。
1行目がフィールド名となってしまい、実際のデータ読み込みは、2行目からとなります。
(今回は、このまま読み込んで、後でフィールド名を変更する手順で進めます)
赤枠のフィールドタイプをあらかじめ設定しておきましょう。
数字やテキストは、後からでもフィールドタイプを変更してもデータ自体に問題は生じません。
日付だけは、フィールドタイプと②の表示形式をしっかり設定しておきましょう。
設定を間違うと、単なるテキストデータとなってしまいます。
あとから、フィールドタイプを日付形式に変更すると、データが全てリセットされてしまいます。
すべて設定し終わったら、[取込み]ボタンを押します。
新規のフォームにレコードか読み込まれました。
左赤枠のフィールド名がcsvの1行目になってしまっているので、変更していきます。
フィールドの設定変更と、右のフィールド設定画面で行います。
(ちなみに1行目のレコードは、あとから手動で入力しました。)
フィールド名の変更
まず、「1」となっているフィールド名を変更します。赤枠のフィールドタイトルで修正します。
フィールドタイトルを「No」と入力します。
上のフィールド名に適用され、レコード表示にもそれが反映されます。
続けて、青線「名称未設定 1」のフィールド名とフィールドタイプを変更します。
フィールドタイプの変更
まず、前項の続きでフィールド名の変更を行います。「名称未設定 1」を選択して、フィールドタイトルを「pplog数」とします。
入力すると、フィールド名が反映されます。
このフィールドのフィールドタイプは、テキストではなく数字だったので、タイプを変更します。
タイプのメニューをクリックします。
一覧から[数字]を選択します。
選択すると、警告文が表示されます。テキストから数字にする場合は、入力されている数字データは失われませんので、[フィールドタイプを変更]ボタンをクリックします。
これで、数字を扱う「pplog数」のフィールドタイプが変更されました。
もともと入力されていた数字(テキスト)が、しっかり数字として扱われます。
まとめ
新規フォームでのcsvデータ取込みは、1行目がフィールド名となり、2行目からレコードデータとして取り込まれます。
また、フィールドタイプを変更する場合、元のデータが失われる場合があります。
Tap Formsはデータの取り込みに少し癖があるので、あらかじめテストを重ねてから、進めていく方が良いとわかりました。
設定画面もわかりやすいので、すぐに操作も慣れましたので、手軽に使用できると感じました。