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学生の頃、いや子供の頃にでも読んでおきたかった本。
「いま君に伝えたいお金の話」読んで、やっとお金の本質、向き合い方がわかりました。
お金そのものに良い悪い、汚い、悪いイメージはないこと。お金は、便利な道具であると知りました。
とてもわかりやすく噛み砕いて書かれているので、一つ一つ頷きながら読むことができました。
お金には、3つの機能があることを知りました。
私が、お金にもつ印象の中で、やはり悪いと思っている部分があります。
しかし、これらは、お金がもつ本来の機能とは、全く関係ありません。
お金自体に、その印象があるわけでなく、私がそう思っていただけだと気付かされました。
お金を扱う人、扱い方に問題があるから、そういう悪い印象を抱いてきていただけだと思わされました。
結局、お金は道具でしかない、と知りました。
この言葉に、ハッとさせられました。
お金を使わなければ、社会は潤わない、といった言葉をよく耳にします。
私自身、言葉の意味だけを知ったようなフリです、実際のところ、わかりませんでした。
「血液」と例えられたことで、体全体に十分な酸素や栄養が回らないとどうなるか。
とてもわかりやすい例えに、意味合いがわかりました。
日本人全体で、1,800兆円お金を所有しているそうです。
日本の国家予算が100兆らしいので、実際にはお金というものはあるんだと知りました。
さらに日本人は、1,800兆円の半分は、銀行に貯金しているとのこと。
あまりお金が動いていないんだなと感じました。
「幸せ」はお金の量で決まるのではなく、どうやって使うかによって決まるのです。
お金を使ったらもったいない、と思うことがたまにあります。
しかし、お金が極限に減ってみてわかりました。
お金を何に使えば、良い形でお金を払ったと思えるか、考えるようになりました。
自分のため、人のため。
モノの本質を見ずに、こうして「値段」だけで物事やその価値を判断してしまうと、お金に縛られた生き方になります。
誰かがそれを使っているから、それが欲しいと思ったりもしますが、本当にそれが自分には必要なのか。
それを持つことで、幸せになるのか。
一つ一つ自分に問うことも大切だと思いました。
お金は、単なる道具であり、離れられないパートナーである。
本書を読んで、お金に支配されないように、自分なりの「幸せ」の基準をしっかり持って、お金と向き合っていこうと思いました。
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