作文、もっぱら読書感想を書くということが、小学生の頃から嫌いでした。
そもそも本を読むことじたい嫌いで、感想文も何を書いていいのかもわかりませんでした。
でも、ブログで本の感想を書き始めて、流れがつかめるようになりました。
私が、感想を書く際、ポイントにしている4点をご紹介します。
目次
自分の気持ちの変化を追う
ただ、それだけで感想になると気づきました。
一つ一つ、どんな内容を書いていくか説明していきます。
- 本との出会い・読むきっかけ
- 読む前の気持ち
- 読んでいる時の気持ち
- 読んだ後の変化した気持ち
本との出会い・読むきっかけ
その本との出会いです。課題図書なのか、本屋さんで買った本なのか。
友達からオススメされたから、などどうしてその本を手に取ったのか、その理由を書きます。
もちろん、作品内容に限らず、本の装丁だったり、形を見る部分から手にすることだってあるはずです。
どんな形であれ、本との出会いあります。人によって、出会い方は様々だと思うので、私は書いておきます。
読む前の気持ち
本と出会い、読み始める前に、その本について感じたことを書きます。
作者を知っているなら、作者について書くのもいいでしょう。
好きな作家さんなら、その理由や、本作に期待している気持ちも書いておくと、あとあとその変化を見ることができます。
概要が書いてあったら、読む前の気持ちとして、感じていたことを書いておきます。
何かを知りたいがために読むのであれば、予想したことなども書いておくのもいいと思います。
読んでいる時の気持ち
作品の概要を、自分の言葉でまとめます。こういうことが書かれていた本です、と。
そして、感じたことだけを漠然と書くのは、難しいので、本の内容を引用して、それに対して、自分の気持ちを付け加えていきます。
物語なら、印象深いシーンについて、思いの丈を書きます。
知らないことについて、学べたり、勉強になったことなどで、感想文を読んでいる人にも役立つ内容があれば、そのことについて、紹介してみるのも良いです。
自分の言葉で、何かを説明するのは大変なので、本文を引用して、紹介することで、本の内容もわかり、自然と自分の気持ちも書き出せます。
全部を紹介する必要もなく、自分が印象に残ったことを紹介して、自分の気持ちを添える形で良いです。
読んだ後の変化した気持ち
最後に、まとめです。
その本を読んで、どう自分の気持ちが変化したのか。
勉強になった内容なのか、ワクワクした物語、悲しい物語、つまらなかったのか。その理由は。
本全体の印象や作者に向けて、メッセージを書くのも良いですね。
そして、本を読んだ後の自分が、これからどうしていくのか、どう行動するか書いておくことで、本の内容をしっかり受けとった自分を表現できます。
まとめ
読書感想で、書いておきたいポイント4点をご紹介しました。
- 本との出会い・読むきっかけ
- 読む前の気持ち
- 読んでいる時の気持ち
- 読んだ後の変化した気持ち
上手いことを書こう、たくさん量を書こう、というのは置いておきます。
いかに自分の言葉で、自分の気持ちを書くかに尽きます。
その本を読んだ自分がどう思ったのか。それが感想です。
どんなに幼稚な言葉でも、それが強烈に映ることもあります。
自分の気持ちの変化を追いながら、本を読むと新しい発見もきっとあることでしょう。