4部作の3作目の表紙が、とても印象的で読み始めたギヴァー4部作。
すべて読み終えました。その直後に、これを綴っています。
しかし、まだ言葉にできず、すぐに感想は書けません。
4作目「ある子ども」がとても骨太な物語でもあったということ。
そして、4作目が前3作のまとめ、世界の謎の解決編でもあり、まだ私の頭の中ですべてを理解、落とし込むことができません。
読み終えて、すぐにすべてを言葉にはできないのですが、今、不透明ではっきりしない気持ちを残しておきたいと思い、ブログに書いています。
単に面白かっただけでなく、すべてを読み終えて、ずっしりと問いを投げかけられたように思いました。
その問いは、今の自分を見つめ直す、今、立っているその場をどう生きるのか、これからどう生きるのかを問われているように感じました。
この4部作は、近未来世界観で描かれていますが、すべてを読み終え、それは現代に生きる自分とを比較させるための仕掛けでもあったようでした。
1作1作に、別々のテーマはありましたが、全体で見ると大きな1テーマで、あなたはどう生きていのかを問う質問を見せられていました。
その問いにどう答えるかは、文章ではなく、行動だろうと思っています。
だがしかし、答えである行動に移すにはまだ、自分の中で問いを落とし込めていません。
少し時間はかかるでしょうが、自問自答しながら、答えを、行動を見出していきたいと思います。
ロイス・ローリー/島津やよい 新評論 2018年04月20日
「ある子ども」の感想記事↓