パソコンの前で、座って作業することが多い私です。気づくと背中は丸まり、自分にとって楽な姿勢で座ってしまいます。
以前、腰を痛めたこともあり、正しい姿勢で座りたいと思って、手にした本書。
座り方一つで、肩や首、腰などに過剰な負担をかけ、体の不調を招きます。
本書では、正しい座り方として、体に負担をかけない理想的な座り方「ゼロポジ座り」が紹介しています。
これを実践することで、座っている見た目が良くなるだけでなく、疲労感を軽減、集中力も高める効果があるので、読んで取り入れてみました。
慣れるまで少し時間がかかりますが、とても楽な状態でデスクワークに向き合うことができています。
目次
ゼロポジ座りは、股関節を110程度に開く!
正しい座り方は、背骨をピンと立てて股関節を90度にして座る直角座り。
しかし、これは体幹が鍛えられていないとすぐに疲れてしまう座り方ようです。現に、私もすぐに背中が丸まってしまいます。
本書、整形外科医がすすめる長く座っていても疲れないゼロポジ座りは、股関節の角度が110度に開くという座り方でした。
床に足の裏がピタリとつく状態です。
椅子を少し高めにすると、自然と股関節が開きます。椅子の昇降ができない場合は、タオルなどお尻の下に置く方法も紹介されていました。
背中が背もたれから離れてしまう場合は、クッションやタオルを間に挟むことで、楽にゼロポジ座りができます。
私は、クッションを挟んだことで、楽に背筋を伸ばせるようになりました。
骨盤がまっすぐ立ち、体の負担が減り、筋トレにもなる
骨盤の上にまっすぐ腰椎が乗れば、体の負担がかかりません。
この状態になるのが、股関節の角度が110度程度に開いた時なのです。
脊椎全体が正しい状態になるので横隔膜の動きもよくなり、呼吸のたびに体幹の筋肉が鍛えられます(一日2万回も!)。
つまり、座っているだけで筋トレになるのです。
ゼロポジ座りをすることで、体幹が鍛えられてお腹が引き締まるだけでなく、基礎代謝も上がるので太りにくくもなり、若々しい体型がキープできるようです。
気道が整うため、呼吸も楽になります。まっすぐ体に空気が入ってくる感じがします。
座り方を変えるだけで、いいことずくめだと感じました。
でも、1時間に1回は立って、歩くことも進められていました。
まとめ
- ゼロポジ座りは、股関節を110度に開いて座る
- 座っているだけで、筋トレにもなり、集中力も高まる
また本書では、スマホを見る際の姿勢や、座り仕事の合間にできるストレッチのやり方も紹介されていました。
ゼロポジ座りは、とても簡単にできる方法でした。
座る姿勢を治したいと思っている人には、オススメの本です。