「なぜ、あなたは変われないのか?」という本を読んで、感情日記というものをつけ始めました。
私は、以前から日々の記録として「日次レビュー」と「ありがとう日記」をつけています。
その日に出来たことや自分がいいなと思えたことへの感謝を綴っています。
ただ、それらだけだと、あまり自分の感情が入っていないなと感じていました。
マイナスの感情を書きたくなかったのだと思っていましたが、本書を読んで、それも書いていこうと思い始めました。
目次
感情日記をつけて、ビリーフを知る
本書では、自分を変えたいと思っていもなかなか変われない人向けの本です。
変われない本当の理由は、心のずっと奥にある無意識の思い込みが影響しています。それをビリーフと言い、解説されています。
そのビリーフを正しく知り、ビリーフを手放しいくことが必要だと述べられていました。
その方法に、「感情日記」をつける実戦があります。それを真似してやってみようと思ったのです。
私は、2017年から少しずつブログを通して自分の変化を感じていました。そして、「ビリーフ」という言葉を次第に聞くようになりました。
本書は、そのビリーフに触れ、自分の持つビリーフについて知りたくなったのです。
ビリーフとは
無意識にある「根深い思考習慣」を心理学では「ビリーフ」というようです。
幼少期に作られた、心のずっと奥にある根深い思いこみのことです。
イライラしたり、すぐ落ち込んだり、思い切って行動できなかったり、そんな自分に嫌悪感があったり……。
私の場合は、思ったように物事を発言できなかったり、人を信頼することに抵抗があったり、お金のこととか……。
そういった背景には、大人へと成長していく中で、無意識下で作られていくビリーフが影響しているようなので、そのビリーフがなんなのか知ってみたいと思い始めました。
感情日記の書き方
感情日記は、その日に印象に残った感情を4つの項目に分解して書き出します。
本書の例を見ると、書き出す感情は、一つ二つくらいで良さそうです。
1.出来事
一日の中で、感情が揺さぶられた出来事を書きます。
2.心のつぶやき
1の出来事に直面した時に、心でつぶやいた気持ちをストレートに書きます。その中に、ビリーフを知る手がかりが眠っています。
3.ビリーフ
1と2を書いてから、浮かんできたビリーフをメモする。例えば、お金は汚いもの。
4.感情
上記のことをどんな感情としてとらえたのか言語化します。そして、それをどのくらい強く感じたのか数値%で表します。
例えば、嫌悪感95%。
感情を日記をつけて、自分の感情と思考を観察していくことで、ビリーフを知っていくことができます。
まとめ
どんな感情を持って1日を過ごしてきたかを記録し、日々リストアップすることで、表面的にしか見えなかった自分の思考に気づけます。
それに気づくことで、同じような感情が出た時に、冷静に対応できるようになり、いちいち辛くなることもなくなります。
さらなる分析を進めて、しっかりと自分と向き合って行きます。
著:古川武士
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