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海を見たいと・小鬼のはなし by ナヲコ を読んで、140字小説の連作で、ドラゴンと小鬼を優しい視点で見る物語だった!
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2018年11月25日に開催された文学フリマ東京で、購入した作品。
Twitterで、140字ぴったりの小説をアップしているナヲコさんの新作。
冊子風の本もタイトルがキラキラしていたり、背の糸も銀色で、素敵な仕上がりになっている本です。
ドラゴンと小鬼が出てくる2編のお話に、ほっこりしました。
目次
2つ物語を1冊で楽しめる作り
- 海を見たいと
- 小鬼のはなし
2作が収録されています。
140字小説で、それぞれ5つでまとめられています。
本の作りも面白く、左右から、それぞれ読み進めることができます。
これは、素敵なアイデアです。開きの方向で、縦書きか横書きレイアウトにしているのは、日本語ならではです。
優しい視点で読む140字小説連作物語
誰かの視点で、ドラゴンと小鬼の様子をそれぞれ描いている作品。
一つ一つは、140字ぴったりで、それだけでも完結しているようにも読めます。
しかし、5篇が集まって、一つの物語とてし捉えることもできる面白いお話でした。
「海を見たいと」に出てくるドラゴンとのお話は、てっきり強くて怖いお話なのかと思ったら、ほっこりさせられました。
誰かが、ドラゴンを見るその視点、ドラゴンの描写がとても優しくて、現実を見ているようでファンタジーな世界を楽しませてくれました。
まとめ
ナヲコさんの連作140字小説という新しい形が、また新鮮に思えました。
単体での作品も好きですが、いくつか集まることで作品の広がりも感じられて、楽しむことができました。
Twitterで、作品をアップされているので、引き続き楽しみにしています。
Twitter:@nawoko140