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梯谷幸司さんの本「無意識のすごい見える化『脳内の親』から解放されれば未来は思い通り!」を読みました。
本書内にあるネガティブな根本「脳内の親」を探るワークを行ったことで、根本の一端を把握して、気持ちが軽やかになりました。
どんな「脳内の親」がいて、いかに親の影響を受けているのか、認識させてくれる1冊でした。
気になった部分や自分をネガティブにさせていた無意識を紹介します。
メタ無意識は、私たちの背景で見えないルールを作り上げている「意識の器」のようなもの。
そして、メタ無意識は、自分の「進路」を決める要素。
12のパターンがあります。
物事が前進しないのは「過去」に焦点が当たっている。
まさに私がそうで、ハッとさせる内容でした。
なにかうまくいかないとき、「なぜうまくいかないのか」と考えてしまう。これを「過去基準」と言うそうです。
過去の体験が起点になって、「なぜ」という言葉を使うと、過去に焦点が当たると言うのです。
物事を解決する際、どうしてそうなったのか分析も必要です。
しかし、無自覚なままに行動していると、過去の記憶を参照して行動を決めがちで、過去ことを言い訳にして行動してしまうのだという。
そう、無意識に。だから、なぜ、なぜ、と問いかけても毎回同じような行動しかしていなくなる。
どうしたら、それを変えられるのか。
「未来基準」で考える必要があります。
何かをやろうとしているとき、「何のためにこれをやりたいのか」、うまくいかない場合に「何のためにうまく行かないのか?」と、今後うまくいくための活用法を考えることを未来基準といいます。
「何のために」は、将来の目的が起点になっている。
人間の運動神経は「未来」に焦点を当てると活性化するというのです。
「なぜ」と「何のために」では、問う方向性が変わります。
いままで「なぜ」「どうして」ばかり考えていては、確かに前に進まない。
それを「何のために」と問うことで、根本的なことを含めて、遠くへ向かう目線をもって考えるようになれると感じました。
脳は、心の裏にある言葉を現実化させてしまうという。
ポジティブに思おうと強くそう決心しても、なかなかポジティブになれないことがよくあります。
それは、脳が「ポジティブを考える」ようにさせるには、もっと「ネガティブでいなければ」とするからといいます。
つまり、「ネガティブな状態」でなければ、「ポジティブ」を考えられないと脳が考えるのです。
いや〜、思い当たる節がありすぎます!
では、どのように変換すればポジティブ脳に変わるのか?
「それをネガティブなものだと捉えている自分のメタ無意識」を疑ってください。そして、別のメタ無意識パターンに変える。
「バカ=ネガティブ」という思考を、「バカ=ポジティブ」なことであるとリセットする。
そうはいっても、強く意識するだけでそう簡単には切りかえられないと言います。
なぜなら、「脳内の親」がそうさせない。
ネガティブな現実は、「親」が関係している。もちろんポジティブな面もある。
そのメタ無意識のパターンのほとんどは、母親の胎内にいるときと、幼少期からの体験で構成されている。
つまり、親の影響が強く、本人が親をどう受けとめているのかによって左右されるのです。
幼少期に形成された「脳内の親」を把握し、明らかにすることで、思考が変わります。
本書内にあるワークを実践しました。
私の「脳内の親」は、「世間体や周囲の人々の目を気にしなければならない」というものが強く現れました。
あと、「体は悪くなってしまうもの」というものも。
やっぱりな、という気持ちです。
以前から、そんな意識はあったのですが、今回それをはっきり認識することができました。
そして、どうして「脳内の親」が私にそうさせているのかを考えていきます。
「自分の体を大切にして、周囲に合わせることなく素の自分で生きるためだ」と認識しました。
このワークをしたおかけで、さらに体と気持ちが軽くなって、楽になりました。
自分が行動するとき、ふと、周囲の目を意識していると意識するようにもなりました。
あらためて自分の行動を見直すきっかけになりました。
本書「無意識のすごい見える化『脳内の親』から解放されれば未来は思い通り!」を読んだことで、自分の行動を制限しているものを把握できました。
ワークを実践することで、無意識にネガティブに考えてしまうことが明確化されました。
それを把握したことで視野が広がって、やりたいことにより強く、そして軽やかに向かっていけるようになりました。
ワークで、親のことを考えたり、自分と向き合うことはとてもしんどい部分もあるので、無理せずやってみてください。
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