第4回ギフトに生きる2.0「みんなギフトでできている」シェア会に参加して、存在もギフトだと強く印象に残る豊かな場だった!
2020年5月20日に開催された「ギフトに生きる」のオンラインシェア会に参加しました。
昨年から開催されるたびに参加させてもらっているワークショップです。
話し手の石丸弘さんと主宰のはぐっちが作ってくれる場も好きで参加している。
ほぼ月1で定期開催され、私にとって、「ギフトに生きる」のズレを治す場になりつつあります。
今回はオンラインシェア会で、話し手の石丸弘さんのお話だけでなく、参加者の方々の「ギフトに生きる」についてお話を聞くことができました。
また、「ギフトに生きる」カードがオンライン上で遊べるようになるとのことで、実際にオンラインで触れることができた今回のワークショップを振り返ります。
話し手「ギフトに生きる」を体現している石丸弘さん
「ギフトに生きる」をコンセプトに、仕事や活動をされている石丸弘さん。
「遊んでるうちに 自然と究めている」の個性を持ち、自然とギフトしたり、ギフトされたりと、様々な体験をされています。
石丸さんと一緒にいるだけで、「ギフトに生きる」を体験できてしまいます。
主な仕事や活動内容
画家・ギフトに生きるおはなし会・マーケティング・組織のコンサルタント・コンサルタントのコーディネーター・平和財団さんやNPOさん、想いのある人の応援・人と人、人と情報、人とナニカを繋ぐこと・面白い土や水の販売・自然経営研究会・ギフト経済ラボ
ギフトに生きていたらギフトされたもの
- 40万円あげるねって言われてもらう
- シェアハウスの一部屋をもらう
- 別荘の鍵をもらう
- 秘書をつけてもらう
- 電子書籍を書いてもらう
- 毎月、髪を切ってもらう
- 数えきれない「ありがとう」の気持ち
先の動画を見ると、より「ギフトに生きる」が認識しやすくなります。
みんなの「ギフトに生きる」の体験を聞くと、自分の「ギフトに生きる」がアップデートされる!
Zoomアプリを使って、途中参加退出もありましたが、7人ほどのメンバーが集まりました。
- チェックイン
- 弘さんのお話
- 質問や体験のシェア
- 「ギフトに生きる」カードのオンライン体験
- チェックアウト
チェックイン
チェックインは、本題に入る前に、一人一人が今の気持ちを率直に話す時間です。
- 自己紹介
- 今の気持ち
この場にいる自分の気持ちがはっきりするだけでなく、参加者全員がどんな気持ちで、この場にいるのかがわかります。
私は、ほぼ月1で開催されるこのワークショップに継続的に参加していて、自分の「ギフトに生きる」の定期メンテナンス的に参加させてもらっている意識が出てきました。
弘さんの話を聞いていると、自分の意識のズレがわかり、それを治しに来ていると感じています。
また、参加者のギフト体験を聞くことで、自分のギフト意識を広げたいことを伝えました。
弘さんのお話:ギフトの様々な観点
弘さんの自己紹介に合わせて、ギフトの様々な観点についてお話しされました。印象的だった観点をご紹介します。
子育てはギフト
親は子供をどんどん育てていきます。それは、お給料が出るからとか、自分のためにとか見返りを求めて行っているわけではありません。
成長を見守りながら、すべてのことをギフトしまくるわけです。
私自身、子供がいるわけではありませんが、子育てでギフトしまくる中で、ギフトを得ることもたくさんあると感じます。
子供がいたからわかること、気づくこともある。
子供の顔を見て、笑顔になれば、それもギフトですよね。
ギフトは無理しない範囲でやれば継続できる
「ギフトに生きる」は、頑張ってギフトし続ける必要はありません。
無理のない範囲でギフトする。できるときにすることで、長く継続して行けます。
また、無理してギフトしていると感じる時は、すごいギフトをしている感覚と思うといい、と言われました。
確かに、そう思うことで、いつもとは違った形で頑張っていると、自分の心に余裕が持てると感じました。
存在がギフト
弘さんは、いろんな場で何度もおっしゃっています。
子育てのお話でも、子供という存在がギフトでもあります。逆に、子供からした親もギフトとも思います。
自分が存在するだけで、誰かにとってはギフトになります。
弘さんは、この場でギフトのお話ができることは、聞いてくれる方々がいるからだとも言います。聞いてくれる方々が自分にとってのギフトである、と。
ギフトのお話をしたいし、それを聞く人がいてくれるからこの場がある。
私とって、この場もギフトであり、弘さんの存在もギフトなのだと、改めて実感した瞬間でもありました。
受け取ることもギフトになる
受け取り下手な人も多い、と弘さんは言います。
日本人の性格上そういう人は多い気もします。
でも、ギフトを受け取ることも、相手からすると「受け取ってもらえたこと」自体がギフトになっています。
誰かにギフトをすると、その感覚がよくわかります。
かくいう私もギフトを受け取ることが苦手でした。こんな私が、自分には不釣り合いと思えるほど大きなギフトをもらっていいのか、悩んでいることがありました。
「ギフトに生きる」を始めてみて、実際に自分が誰かにギフトし始めると、受け取ってもらえたこと自体が、自分がギフトをもらう感覚になります。
何かと理由をつけて受け取ってもらえないと、ちょっと悲しくなったりもします。遠慮なくもらって欲しいのに、と。
いろんな経験をして、最近の私は、ギフトはありがたく、喜んでいただくようにしています。
「ギフトに生きる」の質問や体験のシェア
ここから、弘さんが参加者からの質問に答えたり、参加者の体験談のシェア時間になりました。
- ギフトが空回りすることがある。相手のためと思ってたけど、本当は自分のためにやっているかもしれない。本当の相手のためのギフトってなんでしょうか?
-
前提からして、そこからジャッジしない。正直、相手にとっての本当のギフトはわからない。
でも、ギフトする自分の気持ちは、誇っていい。
- 与える=奪われる感覚になって苦しかったことがある。依存される感じもあった。その辺は、どうしたらいいですか?
-
ギフトする人を選ぶの一つの方法。ギフトしたい人にだけギフトすればいい。
また、ギフトをして奪われ感があれば、素直にお金をとればいい。
そして、自分の価値は高いと思っている。弘さんは、1回しゃべることを1億円くらいの価値があると思っている。
別に1億円をもらいたいわけではなく、仮にいくらかお金をいただくことがあれば、その差分はギフトしたことになると言って、この意識は私は目から鱗でした。
- 見返りのないギフトのリターンと、お金を受け取って仕事としてやる時のワクワクの違いは?
-
むやみにギフトしなくていい。ギフトでやるには重く感じるなら、どこまでの範囲ならギフトでできるかを考える。
相手の予算感に合わせて、どうギフトで関われるかを考えればいい。
現状では、自分ができることをできるときに、好きなだけギフトしている感じです。
自分がすることはほぼ全て愛だと思っているので、ギフトできることに喜びを感じています。
人からのギフトもようやく受け取れるようになってきたので、いい感じです。
今日は、皆さんからいろんなエッセンスをいただきたいと思っています。
アドバイスをもらって、それを実践する。実践していることをその人に報告する。
行動していることが相手にとって、ギフトになると実感しています。
ギフトに生きるカードゲーム@オンライン
弘さんが絵を描いて作られた「ギフトに生きる」カードがあります。ギフトに生きるをカードゲームとして体験することができます。
それがオンライン上で触れることができるように進んでいて、今回、オンライン上でゲームすることができました。
ギフトに生きるカードゲーム
カードには、ハートと器(Uの字)の記号が描かれています。
手持ちのカードの器は、ギフトを受け取れる器の数・大きさを表しています。
与えられるカードのハート数が、自分の器数と同じか、多ければ、そのカードを受け取ることができます。
つまり、器数が、与えられるカードのハート数より少ないと、そのカードは受け取れません。
基本は、とても簡単なルール。しかし、これをやってみると、様々な感情が湧き出てくるのです。
ゲームの振り返り
大事なのは、ゲーム中、自分がどんなことを感じたのか。振り返って、何を感じたのかが大事なのです。
カードゲームを終えての参加者の声↓
「思った以上にギフトしている、受け取る価値があなたにはある」のメッセージを見て、グッと来てます。
ギフトカードを渡すときに、受け取れるようなカードを贈るように、みんながまんべんなく受け取れるようにと気遣う自分がいました。
ギフトしても受け取っても増えるんだなぁ!実はいつも何か受け取っているのに意識しないと気づけないものも多いのかも。自分がしたいことをするだけでOKで、対価を求めなくていいんだな。ほしいものをほしいと言ってみる!
受け取りエネルギーが低いとよく言われるけど、自覚はありませんでした。でも、それが出てると感じました。
面白い絵柄のカードをいただけてハッピー。自分が受け取れて嬉しいし、みんなも受け取れていたら嬉しい。また、ギフトしたカードを受け取ってもらえて嬉しい。
まとめ
最後に、チェックアウトをして、今の心境を全員が話をします。
私は、ギフトの質問や体験談、カードゲームでの振り返りで、ギフト意識をアップデートしてくれたことを伝えました。
また今回、「存在もギフトである」ことが強く印象に残りました。たくさん質問される方やお話しされる方がいて、その方々に感謝しています。
本当は自分が話せればいいのでしょうけど、話すのが苦手で、私の代わりにそれをしてくれる方の存在が私にとってはギフトでした。
一つ一つ丁寧に弘さんが答えてくれて、ギフトのお話を楽しく聞くことができました。
終わった時は、まるでお風呂から上がったときのように、体も心もほっこりした気持ちになりました。
シェア会ということもあって、みなさんの話が聞きたく、参加できてよかったワークショップでした。
次回は、2020年6月24日開催予定です。
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