ギフトに生きる

ハートを持った女性

それは、持ちつ持たれつ生きていくこと。

そもそもギフトとは何なのか。あげるもの、受け取るもの。その両面を持つもの。

それは、場面によって変化しています。お金であったり、物であったり、愛情、何気ない言葉、時には、お叱り、病気、別れでもあったりします。

現代は、何かをしなければ、もらってはいけない縛りがあるようにも思えます。

もらうために何かをする。そればかりに目が行き、本当はもらうだけでもいい、あげ続けるだけでもいい。

最近はそう思うようになりました。

きっかけは、「ギフトに生きる」ワークショップを受けてのこと。

「ギフトに生きる」ワークショップを受けて

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ギフトに生きる・ワークショップ in 奥多摩シリーズ Vol.2~ギフトのビジョンを描く

ギフトに生きる石丸弘さん

ワークショップの話し手石丸弘さんは、「ギフトに生きる」をコンセプトに、仕事や活動をされている方。

主な仕事や活動内容

画家・ギフトに生きるおはなし会・マーケティング・組織のコンサルタント・コンサルタントのコーディネーター・平和財団さんやNPOさん、想いのある人の応援・人と人、人と情報、人とナニカを繋ぐこと・面白い土や水の販売・自然経営研究会・ギフト経済ラボ

ギフトに生きていたらギフトされたもの

  • 40万円あげるねって言われたり
  • 別荘の鍵をもらったり
  • 電子書籍を書いてもらったり
  • 数十万円分の整体チケットいただいたり
  • 数えきれない「ありがとう」の気持ち

ワークショップ

石丸さんのお話を聞きながら、自分と対話しながらギフトとは何かを探ります。

ワークの中で出てきたことを、他の参加者と共有することで、自分とは別のギフトへの考え方を知ることができました。

ワーク①

過去に自分がギフトしたこと、されたことを書き出す。

自分が書き出した内容より、他の人のしたことや受け取ったことの価値観がとても大きな気づきになった。

私も大したことも書けずにいましたが、それが他の人には驚かれたりと、不思議な印象を受けました。

ワーク②

ギフトに生きるビジョンを書き出しました。◯年後、どんな風な生き方や人付き合いをしているか。

ワーク③

ギフトに生きるカードゲーム。石丸さんが作ったギフトを受け取ったり、あげたりを体感するゲーム。

このゲームカードで、面白かったのは、基準になるカードを最初に引いて、ギフトを受け取れる器の数値があること。この数値より大きいギフトは受け取れないのです。

最初は、他の方からギフトを渡されるのですが、受け取ることができず、なぜかとても悔しくなりました。

やっと自分が受け取れる器になって、いくつもギフトを受け取るのですが、お腹いっぱいになって、もういらないとも思えました。

自分が満足する数も、決して多くなく、もらうことに飢えている自分がいかに小さいかを知りました。

そして、自分よりも、それを他の人に回してあげたい気持ちも出てきました。

人はギフトで生かされている

ワークショップを受けるまでは、ギブがあるからテイク(ギフト)があると思っていました。

しかし、本来ギフトは、何にでも形を変えて、身の回りにあり、起こるものだと感じました。

ギフトという気づきを得たワークショップや、そこで出会った人々との出会いもギフト。私からすれば、受け取ったものでした。

ここまで生きてこれたのも、様々な人々の関係があり、住む場所や環境があったからこそのもの。

意識しないうちに、私はギフトをもらい、ギフトをあげていたのです。

最初にも書いたように、ギフトは何なのか。お金であったり、物であったり、愛情、何気ない言葉、時には、お叱り、病気、別れ……裏を返せば、すべてギフトに通じるものだと思ったのです。

まさか、自分自身がいるだけで、誰かのギフトになっているとは、思いもしませんでした。

それに、見返りに関係なくギフトをあげてよいものだと、意識も変わりました。

私自身、このワークショップに参加するまで、邪な思いで、勝手にお金がもらえる人生が手に入ると、思っていました。

今は、汚れた自分が洗い流されたように感じます。

ギブかテイクか、どちらが最初でもいいし、一方だけだっていい

石丸さんの話を聞いていると、とにかくギフトをギブし続けていました。

相談に乗るとか、誰かを繋げてあげたり、何かを一緒に立ち上げてみたり、常に言葉をかけ続けてあげたりしていました。

一部、仕事としてされている部分もあるようですが、多くは対価とは関係なく行動されていました。

その結果、お金をもらったり、別荘の鍵をもらったりしてきたそうです。

私は、見返りや対価を考えて、自分が何かをすることばかり考えていました。

何かをあげつづけたっていい。

ギフトしたものが、人々を巡って、別の形のギフトとなって自分の元へやってくるといいます。

実は、ワークショップを受けて以後、それっぽいことを何度も体感しています。

欲しい情報が、たまたまネットから入ってきたり、私が面白そうなことに誘ってもらったり、飲みに行ったら奢ってもらったり、小さなことですが起こっています。

でも、これは、ずっと前からあったことで、ギフトという視点が自分になかっただけなのかもしれません。

私ができるギフトとは

いるだけで誰かのギフトである、と書きましたが、そうは言ってもできれば自分から与えられるものがあったら嬉しいものです。

しかし、意識ばかり高くしたところで、本来持っている自分の良さもかすんでしまいます。

私は、自分ができることや知っていることを聞かれたら、出し惜しみすることなく伝えるようにしました。

ギフトに生きる前は、戦略的に見返りが発生するよな、もしくは自分が優位になれるような意識を持っていました。

それをなくしました。

とは言っても、そう簡単にできるわけではありませんでした。ワークショップを受けてすぐ、試練が待ち受けていました。

試練

1回目

父親とのやりとりで、ネットからダウンロードするデータについて、私は素っ気なく答えてしまいました。

あとあとになって、その言い方や、対処方法について、もっとわかりやすく伝えてあげることができたのにと、思えました。

自らギフトを渡すことを拒否したように感じたのです。

2回目

数日後、今度はスマホのことで、聞かれることがありました。

最初は、面倒くさいと思ったのですが、1回目のことがあったので、ぐっと自分を見つめ直して対処しました。

無事、問題は解決され、自分は小さな達成感を味わっているのに気づきました。

この2回を経験して、自分が求められることがいかにあるのか、自覚できました。

自分がそこにいた意味がわかった出来事でした。

ギフトに生きる

私の考える「ギフトに生きる」とは、自分が持ちうるものを提供することであり、自分に起きたことを自然に受け入れること。

そう思ってからは、持ちつ持たれつという言葉が自分の中でしっくりきています。

対価を得て生きることも大切にしつつ、ギフトという視点で物事を見ていくことで、また普段の何気ない生活が豊かに見えてくるものなのだと感じました。

ギフトに生きることで、また新しい世界、感覚と出会え、一段と日々の生活にありがたみと楽しみが見出せました。

石丸弘

松本哲明(ワークショップ主催)

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この記事を書いた人

水島 一輝

水島 一輝

小説家・ブロガー・Webデザイナー・オンラインショップ運営経験/2018年末までの5年半、毎日1つ一文で完結する一文物語を作り続けていました。現在、ファンタジー小説を当サイトで連載中!想像力が人生を豊かにするがモットー。

Web小説連載中!

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