【ギフトに生きる】「ギフト経済〜やさしい世界づくり〜石丸弘さんのお話し会」に参加し、ギフトの基本を知り、ありがとうとともに生きることだと思えた!
2020年8月22日に開催された「ギフト経済〜やさしい世界づくり〜石丸弘さんお話し会@オンライン」に参加しました。
魂RICH(たまりっち)ファーム、まなのわという女性やママさんたちが中心のコミュニティ主催で行われました。
参加者は、18名ほど。初めて「ギフトに生きる」というものに触れる方も多くいました。
私もまなのわのコミュニティに所属していて、今回、石丸弘さんがお話をするということもあり、弘さんのギフトのお話が聞きたいと、参加しました。
ギフトに生きる弘さんのお話会には、定期的に参加していて、私自身もギフトに生きるを意識しているので、その感覚を整えるつもりで参加しました。
「ギフトに生きる」の初心に帰り、また私なりに「ギフトに生きる」を言語化するきっかけを与えてもらったお話会をふりかえります。
話し手「ギフトに生きる」を体現している石丸弘さん
「ギフトに生きる」をコンセプトに、平和活動家と名乗って、世界中のみんなとノーベル平和賞を取りたいと、様々な活動をされている石丸弘さん。
最近は、80個以上のプロジェクトに関わっているという。
「遊んでるうちに 自然と究めている」の個性を持ち、自然とギフトしたり、ギフトされたりと、様々な体験をされています。
石丸さんと一緒にいるだけで、「ギフトに生きる」を体験できてしまいます。
主な仕事や活動内容
画家・ギフトに生きるおはなし会・マーケティング・組織のコンサルタント・コンサルタントのコーディネーター・平和財団さんやNPOさん、想いのある人の応援・人と人、人と情報、人とナニカを繋ぐこと・面白い土や水の販売・自然経営研究会・ギフト経済ラボ
ギフトに生きていたらギフトされたもの
- 40万円あげるねって言われてもらう
- シェアハウスの一部屋をもらう
- 別荘の鍵をもらう
- 秘書をつけてもらう
- 電子書籍を書いてもらう
- 毎月、髪を切ってもらう
- 数えきれない「ありがとう」の気持ち
先の動画を見ると、より「ギフトに生きる」が認識しやすくなります。
「ギフトに生きる」は、自然体で生きる!
- チェックイン
- 弘さんのギフトのお話
- 感想や質問
- チェックアウト
チェックイン:参加理由や今の気持ちの共有
チェックインは、本題に入る前に、一人一人が今の気持ちを率直に話す時間です。
- 自己紹介
- 今の気持ち
今の自分の気持ちがはっきりするだけでなく、参加者全員がどんな気持ちで、この場にいるのかがわかり、共有できます。
私は、定期的に開催される弘さんのお話会で、ギフトの意識を確認する時間と場所になっていることを伝えました。
また、単純に弘さんのお話が聞きたい、会いたいという気持ちで参加していることを伝えました。
今回の参加者の多くは、「ギフト」という概念に触れる方も多く、それを知りたいという気持ちのシェアも多くありました。
他にも、様々な想いをもって参加していました。
- ギフトに生きる概念をもっと知りたい
- ただいるだけでギフトであることをもっと知りたい
- 弘さんに触れたい
- ギフトで分かち合えて、生きていけたら、いいな
- ギフトに興味があって実践していきたい。すでにギフトに生きている人がどんな思考でやっているのか、聞いてみたい
- ギフト経済は、与える経済?次元が違う?
- お金じゃないところの意識が知りたい
- ギフトの感じはわかるけど、詳しくわからないから知りたい
弘さんの「ギフトに生きる」お話
ギフトに生きるポイント
- 世界のために、誰かのために自分ができることをする
- 見返りを気にしない
- いただけるものは、ありがたくいただく
大事なのは、ギフトに生きるは、自己犠牲ではないこと。自分も大事です。
子育て・お母さんは、ギフトそのもの
子育ては、誰かに命令されてするものではありません。お給料ができるわけでもありません。
それでも、無条件の愛で、食事を与えたり、身の回りのお世話をします。子育てをすること自体が、子供に向けてギフトしていることになります。
子供からの視点でみれば、食事もお世話されることも両親の存在も、ギフトそのものです。
赤ちゃんや子供ができたことで、今まで気づけなかったことも気づくことでしょう。それは、子育てすることで、気づきのギフトを与えられたことになる。
子育てすること、お母さんであることは、すでにギフトの中にいるのです。
存在というギフト
思い出す人がいる、好きない人がいる。その人を思うことだけで、嬉しくなる。その人の存在自体がギフトです。
弘さんは、このお話会の場や目の前でお話を聞いてくれる人がいるから、お話ができ、みんながいることがギフトだと言います。
先の子供という存在が、お母さんにとってのギフト。
お母さんという存在が、子供にとってのギフトでもあるのです。
他に、職場という存在。
職場があるから、仕事がしやすい、という人もいるでしょう。
リモートワークを推奨されるようになりましたが、家だとやりにくいという人もいます。
仕事をする上で、職場がある、職場という存在も、実はギフトでもあるのです。
ギフトエコノミー:シンプルに誰かのために、見返りを気にせずギフトする
ちょっとずつギフトをしていったら、もらうギフトが増えていったと言います。
弘さんの紹介部分にあるように、現金を40万円もらったり、別荘の鍵をもらったり、歌に曲を作ってくれた、ギフトに生きるの電子書籍をもらったり……
時間もお金も自由なので、ギフトできることをギフトしている弘さん。
ギフトは、ギフトしっぱなしでいい。
- ギフトし合わない
- 返さなくていい
ギフトエコノミー(ギフト経済)では、ギフトの流れは、一方だけでもいいのです。
もちろん、ギフトをもらって、返したければ返してもいい。無理にする必要はなく、ギブ&テイクではありません。
とはいえ、ギブ&テイクである今日の社会も、実はギフトの観点で見ると、ギフト&ギフトでもあるのです。
例えば、仕事をし、お給料をもらう。当たり前のギブ&テイク。
仕事をする = 働いてもらえてありがたい
お給料をもらう = できることをして十分なのにお金までいただけてありがたい
お買い物とお金を払う点についても、ギフト&ギフトな観点で見るとどうでしょうか。
見え方さえ変われば、日常にもギフトであることがたくさんあります。
呼吸もギフトです。息を吸うことで、酸素を取り込む。常にギフトをもらっています。
植物が酸素を作ってくれています。それには、二酸化炭素を必要とし、人間が呼吸をすることで、植物にギフトしています。
欲しいものは欲しいと言う
そう言ったからと言って、欲しいものが手に入らなくても気にしない。
でも、誰かがその声を聞いてくれているかもしれない。
欲しいと言える環境も実はギフトではないでしょうか。
ギフトする相手は選べる
ギフトしたい人に、ギフトすればいい。
また、受け取ってくれたギフトを広げてくれる人にギフトすると、よりギフトが広がっていきます。
1のギフトに対して、1の感謝する人にギフトすると、気持ち的にも気持ちよいです。
1を0にして、さらにもう1要求してくる人や、1を-1にしてしまう人にギフトすると、残念な気持ちになってしまいます。
受け取ることもギフト
自分がギフトをもらうなんて、そんなものをもらう資格がない、と思っている人もいるでしょう。
しかし、受け取ることも、相手からしたら、ギフトになっているのです。
ギフトを受け取ってくれたこと自体が、ギフトをしてくれた人にとってはギフトなのです。
もし、何かギフトされたら、ありがとうと、もらうことが大切です。
また、受け取った分だけ、ギフトもしやすくなります。
受け取ることもその相手を選べるので、あえて受け取らないと言う選択もできます。
質問や感想をシェア
弘さんの「ギフトに生きる」お話を聞いて、弘さんに質問や感想をシェアしました。
ここでは、質問と弘さんのお答えをまとめました。
- 弘さんのギフトの原動力は何か?
-
この人が好きだから、ギフトしちゃう。人へのちょろさ。
それは、ギフトが巡ってくる確信があるから。
ビジョンが平和活動であり、ギフトに生きることで、平和な活動につながっている。
また、自分が興味関心の高いものにフォーカスしているため。 - 下心があって大丈夫?
-
大丈夫! 下心があっていい。
ギブ&テイクは、その価値と向き合って、交換するか、しないかを判断する。
それは、ギフトを認知しやすくなる絶好の訓練になる。 - どうしも頑張らなければならない時がある
-
自己犠牲している時は、相当ギフトしていると思う。
頑張っている、と褒めてもらうようにしている。
自分の素直さが、周りへの認知を変える。それがギフトでもある。 - 弘さんの平和のイメージは?
-
社会問題がない世界。
一人一人の思いが、望んでいる形で対立にフラットに向き合える。
第3案が出てくる世界。
みんながみんなを大事にしている世界。
自分らしさは変容するので、変わったことを受け入れる。 - 好きだから、お金をもらわず無料で提供してしまう。お金をもらっても、無料でも罪悪感がある。
-
お金をいただく表現を変える。
ギフト制にする。払いたい人からもらう。 - 自分から何かを生み出したい。でも、やろうとすると疲れてしまう。人に尽くしすぎて疲れる。
-
チームを作る。
自分が無理でも、他の人はその無理と思わず引き受けてくれる人がいる。
また、誰とやるか吟味する。
まとめ:ギフトは感謝、ありがとうとともに
最後に、チェックアウトとして、今の心境を全員が話をします。
私は、今回のお話会を通して、「ギフトに生きる」の根底を再確認できました。
初めてギフトに触れる方も多く、その分「ギフトに生きる」の中心に触れて、私のギフト軸を整えることもできました。
参加者もギフトに触れたことで、それぞれでギフトに思うことや感じれるようになっていたのように思います。
また、弘さんが「ギフトに生きる」は、自分にあった言葉で表現すればいいと言ったことは、強い印象を受けました。
弘さんにとって、「ギフトに生きる」ことは、「自然に生きる」でもあると言います。
私も深く共感し、自然体で生きることが、自然と自分とみんなへのギフトになるのではないかと思っています。
そして、心の底から光り輝くものがありました。
それは、私の「ギフトに生きる」とは、「何があっても、ありがとうとともに」という言葉が浮き上がりつつあります。
私にとって、ギフトは感謝なのかもしれないと、新しい気づきを得るお話会でした。
【主催】
魂RICH(たまりっち)ファーム Facebookグループ
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