ありがとう日記をつけ続けていたら、自己肯定感が上がり、小さな気づきをたくさん得ることができた
私は、「ありがとう日記」というものを一日の終わりに、毎日つけています。
何かの本を読んだ時に、「ありがとう日記」について書かれていて、いいなと思ってやり始めたのがきっかけでした。
この日記をつけ始めて、2018年2月現在で、1年半ほど経っています。
自己肯定感が上がったこともあり、気持ちの変化が感じられ、一番に物事の見方が変わったなと感じています。
ネガティブなことを考えなくなったり、小さなことにも感謝の気持ちを持つようになりました。きっと誰もそんなところ見てないよ、というところにも。
この記事では、私のありがとう日記の付け方やどう気持ちが変化したのか、書いています。
「ありがとう日記」の書き方
ありがとうの内容について
どんなことにありがとうを言えばよいのか。内容は、どんなことでも良い。
一日を振り返って、感謝したい人、感謝したいこと、なんでもいいので、感謝したいと思えたことに、私は感謝するようにしています。
いつからか、なにかした時間にさえも、ありがとうと書いていました。
その時間を私は過ごすことができ、なにか成果を上げることもできたり、気分がよくなって、良かったと思えたからです。
その時間について具体的に内容を説明すると、自分が作業できた時間というのは、自分がそれをするための時間を作り出したんだと、最初は考えていた。
もちろん、この1時間はこれをやると決めてやります。
でも、しだいに、その時間というのは、自分以外の人々が自分に声をかけたり、用を持ちかけてこなかったから、その時間が生まれたんじゃないかと思い始めたのです。
LINEでも電話でも、訪問がなかったから、その手がわずかでも止まらず、自分のやっていることに精一杯集中て取り組むことができたんだと思います。
きっとそれは、自分以外の人々が作り出してくれた時間なのでは、と思ってから、ひとつ集中できた時間には、感謝するようになりました。
また、誰かと会った際に、何かしてくれた小さなことに、その時はありがとうと言えなかったとしても、あとあと思い返したら、このありがとう日記に書くことにしています。
最後に、「ありがとう!」を書いて締める
感謝したいことを書いて、そのあとに、「ありがとう!」をつけて文を締めくくります。
「ありがとう」に「!」をつけて、終わらせると力強くなります。
ありがとう日記をつけ始めた当初、誰に見せるわけでもなく、伝わるわけでもないのに、この「ありがとう!」と書くことさえも難しいと思っていました。
恥ずかしさもあり、伝わるわけもないのにこんなことをやっている自分って何なんだろう、とか思っていました。でも、続けていくうちに、いろんなことに気づき始めて、今では、素直に書けるようになりました。
目標10個
10個、ありがとうと言いたいことを出すのは、やって見ると最初は辛いです。
私は、5個書き出すことも大変でしたが、次第に7個くらいはすらすらと書き出せます。
ポイントは、毎日同じ内容について、ありがとうと書いてもいいのです。
感謝は減るものではありませんので。
日記をつけている手帳は、ほぼ日手帳を活用
以前は、iPhoneアプリの「Day One」という日記アプリを使用していましたが、ほぼ日手帳で日次レビューをつけるようになってから、手帳に記録しています。
1日1ページの構成のカズンを愛用しています。
ありがとう日記は、ページの下半分のスペースに書き込んでいます。
日記アプリ「Day One」
以前は、iPhoneアプリの「Day One」という日記アプリを使用していました。
書く内容によって、ノートも分けられるので、「ありがとう日記」以外にもメモとかにも使うことができます。
一年経つと、その日の一年前に書いたことをアプリ内で表示してくれるので、どんなことを書いていたかが、わかる仕様になっています。
気持ちの変化
つけ始めた頃は、10個絞り出すことでせいいっぱいで、自分の気持ちのことなんて見えていませんでした。
こんなことに感謝して意味があるのか、とか余計な考えばかりが先行していました。
余裕がでてくると、どうしてそれに感謝したいのか、と考えるようになります。すると、自然と自分の思っていることがわかり始めたのです。
今まで、自分のことを見てこなかったこともあり、そんなことを思うんだ、と新しい自分を発見でき、嬉しくなりました。
素直に、ありがとう、を言えるようになった
今まで「ありがとう」を言ってこなかったわけではありません。言う場面では、言います。
でも、以前の自分では、感謝するレベル10段階のうち5レベルないと言わない、とか線引していたことがありました。
要は、もっと手厚く振る舞え的なことを思っていたんだと思います。
実は、「ありがとう」って言いたいんだけど、恥ずかしさとか、クールぶって格好つけたいキャラだから、みたいなところがあって、言うことができませんでした。
感謝日記をつけてから、変にかしこまらず、素直な状態で、気張らず、ありがとうと言えるようになりました。
ネガティブなことを考えなくなった
ありがとう日記なので、当然、ネガティブなことにありがとう、と書くことはない。
一日の終わりに感謝したいことを振り返ると、自然とネガティブなことを思い返すことがなくなり、心が軽くなりました。
自分が良かったと思えることに感謝して一日が終わるので、感謝日記をつけたあとの時間も気持ちよく過ごすことができます。
もしかしたら、これがいい睡眠にもつながっているのかもしれない。
小さなことに感謝できるようになった
ネガティブなことが続いたり、モヤモヤして落ち込んでいても、一息ついて飲んだお茶が美味しく感じられたら、そのお茶に感謝します。
一息ついたものの5分にありがとうと思う。
ましてや、そのお茶の茶葉を摘んでくれた人や販売してくれた人、輸送してくれた人、その車に、その車を作った人、それをセールスした人に……。
お茶一杯飲むにも、いろんな人が関わっていて、ありがとうと思えるようになりました。
ありがとう日記をつけていなかったら、沈んだ気持ちを変えようとして飲んだお茶一杯について、深く考えることもなかったでしょう。
そこから、いろんなことに考えが派生するようにもなり、一つ視野が増えました。
小さな気づきを得ることができる
新しい切り口で今まで気にもしなかったことにも、気づくようになった。
時間についてやお茶一杯から広がる人との関係性も、この日記をつけていなかったたら未だにそう感じることもなかったでしょう。
事実としてはそうなのだろうけど、普段、そんなことを意識したことすらなく、初めてのことだったから、自分にとっては衝撃的な小さな気づきでした。
ただ、日々を過ごし、流れていくだけの時間ということでしかなかったのです。
新しい切り口を持ったこと自体にも気づくことができましたし、ふとしたことからどうしてそう思ったのか考えるようにもなりました。
それがまた知らない自分との出会いになるとわかり、ありがとう日記をつけ続けています。
まとめ
一日の終わりに、一日を振り返って10個、ありがとう!を書く。
たったそれだけを続けていくと、また新しい自分に出会えて、気持ちよく一日を終えることができます。
今日、この記事をブログに書けたことに、「ありがとう!」と今日の感謝日記に書きます。
この記事を書いたことで、ありがとう日記について自分がどう思っていたのか言葉にできて良かったと感謝します。
この記事を読んでくれたあなたに、「ありがとう!」を。
ありがとうの意味を深めてくれる本。読んだ感想も書いています。
この本でも、おかげで日記として、ありがとう日記を紹介されています。自己肯定感をあげるワークも紹介されているので、オススメです。