ギフトに生きる2.0 ~みんなギフトでできている~ 【第2部】持ち寄りご飯シェア会は、お正月の親戚の集まりのように、一人一人のギフトを感じられた場だった!
2019年11月30日に開催された「ギフトに生きる2.0」ワークショップの第2部。
第1部は、お昼過ぎまで、石丸弘さんによる「ギフトに生きる」のワークショップ。
それが終わり、参加者が思い思いに持ち寄った食べたいもの、食べてもらいたいものをみんなでいただくご飯シェア会でした。
第1部のワークショップの雰囲気が良かったのか、泣く泣く後ろ髪を引かれて帰られる方や、午後の予定を少し変更して留まる方もおられました。
普段、味わうことのできないご飯をいただくことができた持ち寄りご飯シェア会を振り返ります。
さまざまな持ち寄りご飯!
▲うどんを作る人たち
▲茹でるお湯には、落ち葉を入れ、風味がつくのだとか。
▲出来上がったうどん。しょうゆと柚子胡椒であえ、歯応えのあるおいしいうどんでした!
私の持って行ったものは、コンビニで自分がちょっと食べてみたいものでした。
まさかみんながこんなしっかりしたものを用意してくるとは思わず、自分が恥ずかしかった。
でも、シェアできるくらいの大きさで切り分けて、みんなな食べることもできました。味はよく、自分が食べたいものをオススメするのが、一番であると学びました。
この他にもたくさんあって、お腹いっぱいになりました!
「いただきます」と「ありがとう」の祈り
さまざまなご飯がそろって、いただきますをするときに、弘さんが「いただきます」を少し時間をかけて行うとおっしゃりました。
目の前にあるご飯に感謝をするだけでなく、それがどこから来たか、と意識を広げた先々に「ありがとう」を祈ると言います。
持ち寄ったご飯は、この場に集まった方々が持ってきたくれたもの。
そのご飯の材料を作ってくれた方や、販売してくれた人、食材を運んでくれた人も想像して、感謝します。
横への広がりだけでなく、過去へもさかのぼって感謝するとも言われました。
初めてその作物を発見したり、改良したり、育てる方法を確立したにも、いただきますの気持ちを伝えます。
「いただきます」のときに、過去にさかのぼって感謝する意識に初めて触れました。
私自身、毎日1日の終わりに「ありがとう日記」というものを書いています。
それに似ているものであると感じました。ただ、「ありがとう日記」は、横への意識しかなく、過去への意識はありませんでした。
「いただきます」の際に、弘さんの意識を聞くことができて、新しい気づきを得ることができました。
ご飯シェア会は、お正月の親戚が集まった場になった!
そういう雰囲気になった理由は、もしかしたら、中央にこたつがあったからかもしれません。
でも、みんなが久しぶりに集まったかのように、一人一人の話を聞いて、質問したり、普段聞けない話に触れることができた時間となりました。
とても暖かな雰囲気の中、途中で、横になって寝てしまう人もいました。それが自然で、当たり前の空間でもありました。
その姿を見ているだけで、心がほっこりする感じがしました。
全てが許容された場にいたように思えました。
「ギフトに生きる」ワークショップを終えると、参加者全員を前から知っていた人たちとも終える不思議なつながりを覚える
今回の「ギフトに生きる」ワークショップに限らず、奥多摩で開催されたワークショップの時も感じていたことでした。
なぜか、ワークショップを終えるときには、参加者全員と以前から知っていたような感覚に陥ります。
弘さんがそう思わせてくれるのか、「ギフトに生きる」というコンセプトがそうさせるのかはわかりません。
今まで参加した「ギフトに生きる」ワークショップ全て感じられることでもありました。
「ギフトに生きる」の意識が広がることで、もしかしたら、全世界で人類が親戚のように感じられることもできるのかもしれないと思いました。
まとめ
みんながみんな、好きなものを持ち寄って、それぞれの好きを楽しみながら、お腹におさめる豊かな時間と場を体験することができました。
「ギフト」を通して、心も豊かに、新しい気づきも得られたワークショップでした。
「ギフト」という概念や起きる事象を話で聞いて、理解はできます。
しかし、実際に体感する、自分で体現するとは、意識してみないとわからないものだと改めて思いました。
「ギフトに生きる2.0」に参加して、ギフトを受け取る、ギフトするという循環を同時に得ることのできた機会でした。
第1部の振り返り記事はこちら↓
石丸弘
【主催者】
玉城麦野(むぎ)
田口里香(はぐっち)
https://www.facebook.com/taguchi.rica
(↑連絡はこちらのメッセンジャーへ)
第2回ギフトに生きる2.0 の記事はこちらから↓
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